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花粉と花粉症対策

今年の花粉は

2023年1月19日に日本気象協会により「2023年春の花粉飛散予測」が発表されました。

 

 

2023年シーズンの花粉飛散傾向は

・飛散開始は例年並みで九州から関東で2月上旬からスタートするようです。
・スギ花粉のピークは例年並みで、3月上旬からピーク入りする地点が多いようです。
・飛散量は九州~東北で前シーズンより多く、特に四国・近畿・東海・関東甲信で非常に多い予想となっております。

 

花粉の飛ぶ量は前年夏の気象条件が大きく影響するそうで、気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるようです。
2022年の夏は、6月に「高温・多照・少雨」となり、スギの花芽形成に好条件となりました。さらに、2021年~2022年に花粉飛散量が少なかった地域が多く、スギの木に花芽を形成させるエネルギーが蓄えられていたため、より一層、スギの花芽形成が促進されたと考えられ飛散量が多いと予想されています。

 

スギ花粉飛散のピークは、九州が2月下旬から3月上旬、西日本は3月上旬から中旬、東日本は3月上旬から下旬となるようです。
今年は大量飛散が見込まれるところが多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるということです。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ヒノキ花粉のピークが始まるようです。

 

日本気象協会は1990年からスギ花粉の飛散予測を発表しています。
花粉飛散予測は前シーズンの花粉飛散結果や今後の気温予測などの気象データをもとに、全国各地の花粉研究会や協力機関からの情報、花芽の現地調査の結果などをふまえて予測しているそうです。

今後も寒暖差に注意しながら、花粉症の方は対策を万全にしましょう。

日本気象協会では花粉以外でもいろいろな「指数情報」や「防災情報」「レジャー天気」「季節特集」など、いろいろな情報を発信していますよ。

日本気象協会 https://tenki.jp/

 

花粉症対策ご紹介

花粉症対策は「花粉を寄せ付けない」ことです。

マスクの効果は?

 

 

コロナの影響もありほとんどの人がマスクを使用していますね。
マスクの使用は通常のマスクでもかなり花粉を減らし、特に鼻の症状を軽くする効果があるとされています。
あるテストではマスクをしない場合に比べて、通常のマスクでも花粉をおよそ70%削減し、花粉症用のマスクではおよそ84%の花粉を減少させる効果があったと報告されています。
大事なことは顔にフィットするものを選ぶことで、横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまうので顔にフィットし、息がしやすいもの、衛生面からは毎日交換する使い捨てのものが推奨されます。
マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

上手な換気で花粉を減らす

 

 

花粉飛散時期に1時間換気した際に、部屋に入ってくる花粉の数が約1000万個だそうです。(3LDKマンション一戸の場合)
花粉の時期は窓を全開にするのではなく、窓を開ける幅を10cm程度にして、レースのカーテンを使用すると、侵入する花粉を約1/4に減らすことができるそうです。
また、換気時間を短くしたり、こまめな掃除にも気をつかいましょう。

洋服選びで花粉を寄せ付けない工夫

 

外出するときの洋服の選び方で、家に持ち込んでしまう花粉の量に違いが出るようです。
一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすいので、外出の際の服装にも気をつけることが必要です。
花粉の時期の外出時の服装では外側にウール素材の衣服を着用することは避けた方がよいでしょう。
また、人間のからだで花粉が付着しやすいのは露出している頭、顔、手などで、頭と顔はつばの広い帽子をかぶることで、手は手袋を使うことで花粉の付着量を減らすことが可能です。
花粉の時期の洋服選びに、ひと工夫すると良いですね。

目がかゆくなりにくい工夫

 

花粉を寄せ付けない工夫に「メガネ」があります。あるテストでは、メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネでも目に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少したそうです。

また、花粉症の症状があるときのコンタクトレンズには要注意ですね。
コンタクトレンズによる刺激がアレルギー性結膜炎を悪化させる事もあるようです。

のどを守る「うがい」をしましょう

 

外出から帰ったら家に入る前に服に付着した花粉を払ったり、手を洗うのと一緒に「うがい」をしましょう。

花粉時期になるとのどがイガイガすることがよくあります。
鼻から吸い込んで奥に付着した花粉は、鼻粘膜の線毛の働きでのどの方へと送られます。
かぜのシーズンだけでなく、「家に帰ったらガラガラうがい」の習慣を続けて、のどの花粉を洗い流しましょう。

花粉対策といったら洗濯物の室内干しですね

 

 

今では年間を通して室内干しをする家庭が増えましたね。
部屋で洗濯物を干せば花粉はシャットアウトできますが外に干すよりも時間がかかってしまうので工夫をして室内干しをしましょう。

洗濯物を早く乾かすには『温度』『湿度』『風通し』の3つの要素が大切なので、次の3つを心がけましょう。

1.温度を高くする
2.湿度を下げる
3.風通しをよくする

今は洗剤や柔軟剤を含め、室内干し用の便利な道具がたくさんありますので積極的に利用すると良いですね。

当店のスパーラックは多くの方に好評です。
是非お使いください。

 

 

 

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